機械工学コースに関するQ&A
これまでにオープンキャンパス等でいただいた代表的な質問とその回答を掲載します。
Q機械工学コースでは自動車や航空機など幅広い分野を学ぶそうですが、その中で特定の分野を詳しく学ぶことができますか?
A学年が上がるにつれて、より専門の分野を学ぶ科目が増えてきます。4年生の卒業研究で研究室に所属すると、特定の分野についてより深く学ぶようになります。
Qチームワークが必要となる研究が多いですか?単独でやる研究が多いですか?
A研究の進め方は研究室ごとに異なるので、どちらが多いかはハッキリと答えられません。基本的に研究室ごとにいくつかの研究テーマがあり、学生はそのテーマのいずれかに取り組むことになります。テーマごとに博士、修士、学部の学生がいる場合も多く、チームでの研究活動になります。各テーマの中にも課題がいくつかある場合はチーム内で分担し、学生個人ごとに研究方法が異なる場合もあります。
一般に学部での卒業研究では、初めて研究活動に取り組むことが多いので修士や博士の学生と共同して取り組む研究が多い傾向にあると思います。修士から博士に進学するにつれて、単独で研究を進めることも多くなります。
Q機械工学コースの男女比はどれくらいですか?
A例年、機械工学コースへの入学者のうち約1割弱が女性です。(前・機械工学科の実績も含みます)
Q機械工学コース(前・機械工学科)において修士課程に進む方が多いのは、6年かけないと研究したい技術や学習ができないことが多いのでしょうか。または3年次4年次において研究等を進めていくうえで、学生自身がもっと探求したいと思うようになるのでしょうか?
A機械工学コース(前・機械工学科)では、4年生から本格的な研究活動に取り組みます。ただし4年の初めごろは就職活動や大学院入試の勉強で進路を確定させる活動がメインになり、「研究」に取り組むための期間は約半年ほどしか取れません。「研究するための力」をより深く身につけたいと考えるならば、修士課程・博士課程への進学を強くおすすめします。
- ご自身が希望する就職分野やキャリアによっても進学すべきかは変わります。
Q機械工学コースの入試方法には何がありますか?
A機械工学コースへの入学には、次の5つの試験があります。
- 総合型選抜Ⅰ
- 総合型選抜Ⅱ
- 学校推薦型選抜Ⅰ
- 一般枠と女子枠があり、女子枠は一般枠と併願できます。
- 私費外国人留学生入試
- 一般選抜 前期日程
- 後期日程は総合工学クラスの募集だけです。
- 総合工学クラスは2年次のコース配属の際に機械工学コースを希望することができます。
- 入試の種類ごとに募集定員や応募基準、試験内容が異なるので、詳しい入試情報は山梨大学の入試情報を参照してください(こちらをクリックして移動できます)。
Q奨学金の有無や条件はありますか?
A機械工学コースに限らず、「日本学生支援機構」及び「地方公共団体又は民間奨学団体」の奨学金があります。奨学金募集のお知らせ等については学内電子掲示板でその都度掲載されます。条件に関しては各奨学金で異なりますが、「日本学生支援機構」の奨学金では、「経済的理由により修学に困難がある優れた学生等に対し、学資として貸与又は給付されます。貸与型の奨学金は、返還の義務があり、卒業後は必ず返還しなければなりません。国費を財源としている給付奨学金の支給を受ける奨学生は、給付奨学生としての自覚を持って学業に精励しなければならない。」という条件があります。
Q一人暮らしの学生が多いですか?
A山梨県内出身の学生がおよそ3割であり、それ以外は県外出身であることや、県内でも遠方の場合もありますから、一人暮らしの学生は多いです。
Q春休みや夏休みなどの長期休暇は、皆さんどのように過ごしているのでしょうか?
A友人、あるいは個人で、国内旅行・海外旅行、短期留学などや、アルバイトをする学生もいます。また資格試験などの勉強や資格取得をする学生もいるそうです。研究室に配属すると研究活動に取り組むことも多くなります。
Q就職に有利なゼミを教えてください。
A就職に有利なゼミというのはありません。研究室の先生が、特定の企業と共同研究をしていて、その関係から、学生が就職を希望して入社する事例はかなり特別な場合です。自分の進みたい業界に近い研究をされている研究室で研究活動をすると面接などの際にアピールにはなります。ただし、機械工学コースで学んで身につけた知見や研究経験は、研究内容と直接的に関係のない幅広い分野でも役に立つと思われますので、基本的に研究内容によって就職先が限定されることはありません。